『キャロル自伝』深読み Pop-Up 🗯【3-03〜】

〜 日々追記中 〜

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キャロル・キング自伝:ナチュラル・ウーマン(河出書房新社サイトへ)

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【第3部 第3章 映画館にて(自伝p312)】

ヨーコ・オノYoko Ono)wikipedia

ジョン・レノンJohn Lennon)wikipedia

●タクシードライバー / Taxi Driver

自伝によるとキャロルがジョンとヨーコに出会ったのは1976年冬。同映画が1976年2月8日に全米公開であることを考えると、実際には2月頃と推察される。映画『タクシードライバー』はマーティン・スコセッシ監督、ポール・シュレイダー脚本、ロバート・デ・ニーロ主演。トラヴィス・ビックル役のデ・ニーロが「You talkin' to me?」とつぶやくシーンは、監督とデニーロが考案したアドリブで、映画の名ゼリフとして残っている。

 (Academy Award Clipsより)

●1973年のセントラル・パークでのフリー・コンサート

2-22】を参照。

●ワーウィック・ホテル (Warwick Hotel, 65 W 54th St, New York, NY 10019)

1965年、全米で人気沸騰中のビートルズが2度目の渡米を果たし、8月13日〜17日NYのワーウィック・ホテルに滞在、33階をフロアごと貸し切っていた。8月16日はビートルズのオフ日で、ボブ・ディランら複数の著名人と会った日であり、キャロルとの対面もこの日ではないかと推察される。

 

【第3部 第4章 ジョンとヨーコ(自伝p319)】

●ダコタ(The Dakota, 1 W 72nd St, New York, NY 10023)

言わずと知れたジョン・レノンとヨーコ・オノ夫妻の住居、が入っているマンション。

●ロバータ・フラック(Roberta Flack

「Killing Me Softly with His Song」(やさしく歌って)など数多くのヒット曲をもつ米黒人女性歌手。1970年からダコタ内に居を構え、ジョンとヨーコとはお隣さん同士として親睦を深め、ジョンの死後もヨーコやショーンとの絆は続いていた。2018年にロバータは部屋を売却して転出している。下の動画は売却時のもの。

 (The House Detailsより)

 ●ローレン・バコール(Lauren Bacall)

米女優。1961年にダコタの1室(およそ3LDK)を購入、53年間居住し、同室で2014年に8月12日に息を引き取った(享年89歳)。

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