『キャロル自伝』深読み Pop-Up 🗯【2-16〜】

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キャロル・キング自伝:ナチュラル・ウーマン

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【第2部 第16章 トルバドール(自伝p260)】

●トルバドール / Troubadour

1957年にDoug Westonがオープンしたナイトクラブ。1960年代フォーク・シーンで重要な役割を果たし、その後シンガー・ソングライター、ロックの時代にも多数のミュージシャンたち (James Taylor, the Eagles, The Byrds, Joni Mitchell, Carole King, Bonnie Raitt, J.D. Souther, Jackson Browne, Van Morrison, Buffalo Springfield他) を輩出した。Elton Johnはトルバドールで初めてアメリカでライブを行い (1970/8/25) 、その後全米で爆発的人気を得ている。また、1974年3月11日、ヨーコ・オノと別居中(失われた週末 / lost weekend と呼ばれる時期)だったジョン・レノンがハリー・ニルソン(Harry Nilsson) と一緒に泥酔して店内で暴れ、放り出された店としても有名。

9081 N Santa Monica Blvd, West Hollywood

●デヴィッド・キャンベル / David Campbell

カナダ生まれのビオラ奏者で、1960年代にNYの音楽学校で学んだ後、LAに移住しポピュラー音楽の世界に入る。キャロル『Tapestry』での演奏が彼にとって初のメジャー作品で、これを機にキャロルのアルバムでアレンジを手がけ、その後数多くの大物アーティストと共演し作曲家・編曲家・指揮者としても活躍している。当時の妻ビビ・ハンセン (Bibbe Hansen) は、NYで活動していた女優&歌手で1960年代中盤にはアンディ・ウォーホルの作品に出演した経歴をもつ。ふたりの間にできた子は、シンガー・ソングライターのBeckである。※2017年に五輪真弓さんにインタビューした際、彼女はデビュー・アルバム『少女』をキャロルのバックアップでLAレコーディングしたとき(1972年6月)にデヴィッド・キャンベルと親しくなり、その後の渡米ではハリウッドにあったデヴィッド&ビビ宅に滞在してとても楽しい時間を過ごした、と語っていました。五輪さんの『少女』は、キャロルの『Writer』を録ったJohn FishbachのCrystal Soundでレコーディングされ、デヴィッド (viola)やキャロル(piano) 、キャロルの夫・Charles Larkey (b) も参加しています。

●トルバドール・リユニオン / Troubadour Reunion

キャロルがジェイムスの前座を務めた1970年11月下旬からちょうど37年たった2007年11月下旬、キャロルとジェイムスはトルバドールでリユニオン・コンサートを開催。バックには馴染みの顔ぶれ……クーチ、ラス・カンケル、リー・スクラーらがそろい、アットホームな雰囲気のコンサートとなった。その模様は『Carole King & James Taylor: Live at the Troubadour』(2010) に収録されている。また2010年にキャロルとジェイムスはTroubadour Reunion Tour を展開し、2010年4月には日本武道館(14, 16日)とパシフィコ横浜国立大ホール(17日)で日本公演を実現させている。

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2011年に放送された特番『Troubadours: The Rise Of The Singer-Songwriter』にもキャロル、ジェイムス、トルバドールの様子が描かれている(DVD発売中)。

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