『キャロル自伝』深読み Pop-Up 🗯【2-10〜】

〜 日々追記中 〜

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キャロル・キング自伝:ナチュラル・ウーマン(河出書房新社サイトへ)

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【第2部 第10章 『スウィート・ベイビー・ジェイムス』(自伝p227)】

●キャロル・キング『ライター / Writer』(1970/5発売, 1970/3-4 Crystal Soundにて録音)

ミュージシャン:Carole King (piano, vo), Ralph Schuckett (organ), John Fischbach (Moog synthesizer), James Taylor (acoustic g, vo), Danny Kortchmar (acoustic g, electric g, conga), Charles Larkey (Fender bass), Joel O'Brien (dr, per, vibes), Abigale Haness & Delores Hall (backing vo)。 ジョン・フィッシュバック(John Fischbach)の所有するLAのクリスタル・サウンド (Crystal Sound)スタジオでレコーディング。プロデューサーはGerry GoffinとJohn Fischbach。

※ようやく自分の名前を冠しソロ・アーティスト ”キャロル・キング” として発表した記念すべきファースト・アルバムは、キャロルのローレル・キャニオン生活を支える大切な友人ミュージシャンたちの参加によって制作されている。盟友James Taylor, 元Myddle ClassのCharles Larkey, 元King Bees のDanny KortchmarとJoel O'Brien,  そしてDannyとCharlesの友人Abigale Hanessは、キャロル同様に音楽の新天地を求めてNYからLAへ移住してきた、いわば”同志”。またRalph SchuckettはDannyが参加したLAのバンド、Clear Lightのメンバー。John Fischbackは、Dannyの高校の同級生(Mamaroneck, NY )Stephanieの恋人で(Charlesの元カノでもある)、自身のスタジオを提供したことでプロデューサーにも名を連ねている。発売当初はあまり注目されなかったが、名曲揃いであることは、後に数多くのアーティストがカバーしていることで明らか。クイーンのフレディ・マーキュリーがLarry Lurex名義で歌った「Goin' Back」は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018) でも効果的に使われた。

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収録曲:「スペースシップ・レイス / Spaceship Races」(Goffin & King), 「ノー・イージー・ウェイ・ダウン / No Easy Way Down」(Goffin & King), 「チャイルド・オブ・マイン / Child of Mine」(Goffin & King), 「ゴーイン・バック / Goin' Back」(Goffin & King), 「トゥ・ラヴ / To Love」(Goffin & King), 「私の胸にとびこんで / What Have You Got to Lose」(Carole King & Toni Stern), 「イヴェンチュアリー / Eventually」(Goffin & King), 「ラズベリー・ジャム / Raspberry Jam」(Carole King & Toni Stern), 「現実を見つめて / Can't You be Real」(Goffin & King), 「アイ・キャント・ヒア・ユー・ノー・モア / I Can't Hear You No More」(Goffin & King), 「スウィート・スウィートハート/ Sweet Sweetheart」(Goffin & King), 「アップ・オン・ザ・ルーフ / Up on the Roof」(Goffin & King)

・収録曲の1960-70年代の代表的カバー、オリジナル・レコーディング

「No Easy Way Down」The Germz (1967, オリジナル・レコーディング。GermzはGerry Goffinの従兄弟Marty Greenのバンド。下動画参照), Dusty Springfield(1970), Barbra Streisand (1971, 下動画Streisandlandより)

「Child of Mine」 Anne Murray (1970), Jackie DeShannon(1971), The New Seekers (1971), Billy Joe Royal (1972)

「Goin' Back」 Goldie and the Gingerbreads (1966, オリジナル・レコーディングだが歌詞が変更されていたためシングルは発売後に回収), Dusty Springfield (1966, 全英10位), The Byrds(1967), Larry Lurex a.k.a Freddie Mercury (1973, バックはクイーンのBrian MayとRoger Taylor, ロンドンの有名スタジオTrident Studioのエンジニア、Robin Geoffrey Cableの企画で録音。下動画はFreddie Mercury Soloより)

「Up on the Roof」 The Drifters (1962, オリジナル・レコーディング。全米4位) , Little Eva(1963), Laura Nyro (1970), James Taylor (1979)

  

●ジョン・フィッシュバック / John Fischbach

NY出身のエンジニア、プロデューサー。1960年代にハリウッドに、Andrew Berlinerと共同でCrystal Sound Studiosを設立。1970年代にはStevie Wonderのアルバムを複数手がけている。

●ジェイムス・テイラーのファースト・アルバム『ジェイムス・テイラー』 / 『James Taylor』(1968/12発売, 1968/7-10録音, Apple) 

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ジェイムスの盟友クーチ(Danny Kortchmar)は、かつて英国男性デュオ、ピーター&ゴードン(Peter and Gordon)の前座を務めた縁から、Flying Machine解散後、渡英するジェイムスにデュオの1人であるピーター・アッシャー(Peter Asher)の連絡先を渡していた。Peter Asherは当時ビートルズの新設レーベル、Apple RecordのA&R担当になっており、ジェイムスのデモをビートルズに聴かせたところ、Apple Recordsとの契約が成立。ファースト・アルバムはアッシャーがプロデュースし、1968年7月〜10月にロンドンのTrident Studioでレコーディングされた。ちょうど同スタジオではビートルズが『ホワイト・アルバム』をレコーディング中だったため、ジェイムスの収録曲「Carolina in My Mind」ではポール・マッカートニーがベース、ジョージ・ハリスンがバック・コーラスを務め、「Something in the Way She Moves」はジョージ・ハリスンの「Something」にインスピレーションを与えている。またFlying Machine時代の曲(「Something's Wrong」「Knocking 'Round The Zoo」「Night Owl」「Rainy Day Man」など)もレコーディングされた。※Trident Studioは、ビートルズの「ヘイ・ジュード」やアップル所属アーティストほか、クイーン、エルトン・ジョン、デヴィッド・ボウイら数多くの名アーティスト・名作が録音されたスタジオ。1968年にSoho地区(17 St. Anne's Court, Soho, London)に居を構え、1981年に閉鎖したが、跡地にはデヴィッド・ボウイの記念プレートが掲げられている。

●ピーター・アッシャー宅 ピーター・アッシャーのRHINOインタビューによると、「リハーサルを行った自宅はHancock Park近郊の、Longwood AveとOlympic Blvdの角に建つ家賃400ドルの賃貸住宅で、プールとゲストハウス付き、家具はなかったがピアノとベッドとテレビをレンタルしていた」と語っている。

●ピーター&ゴードン / Peter and Gordon

ピーター・アッシャー(Peter Asher)とゴードン・ウォーラー(Gordon Waller)による英国人デュオ。「愛なき世界 / A World Without Love」(1964, Lennon & McCartney, 全英1位・全米1位), 「ノーバディ・アイ・ノウ / Nobody I Know」(1964, Lennon & McCartney, 全英10位・全米12位), 「アイ・ゴー・トゥー・ピーシズ / I Go to Pieces」(1965, Del Shannon, 全米9位) などの世界的ヒットを放った。ピーター・アッシャーは、妹で女優のジェーン・アッシャー (Jane Asher)と共に1950年代から子役として活躍、ジェーンがポール・マッカートニーと付き合っていた(1963〜68年)縁でビートルズとのつながりが深まった。2005年からピーター&ゴードンは再結成してステージに立つが、2009年にゴードン・ウォーラーは心臓発作のため死去。享年64歳。 

英・Granada TV 特別番組『The Music Of Lennon and McCartney』(1965/12/6放送) より、ジョン・レノンとポール・マッカートニーによる紹介でピーター&ゴードン「愛なき世界」が流れる映像 (1' 27"より)。

 

ジェイムス・テイラーのWarner Bros.時代の音源リマスターにあたり公開されたピーター・アッシャーのインタビュー#1。(Rhinoより, 2019)

●ジェイムス・テイラー『スウィート・ベイビー・ジェイムス / Sweet Baby James』(1970/2/1発売, 1969/12/8-17録音, 全米3位, Warner Bros.)

ミュージシャン:Danny Kortchmar (g), Red Rhodes (steel g), John London (b), Randy Meisner (b, "Country Road" and "Blossom"), Bobby West (コントラバス, "Fire and Rain"), Chris Darrow (violin), Carole King (piano, backing vo), Russ Kunkel (dr)。Peter Asherがプロデュース。シングル「Fire and Rain」が全米3位に、「Country Road」が全米37位なった。Sunset Sound Studio(6650 Sunset Boulevard)にてレコーディング。

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●サンセット・サウンド・スタジオ / Sunset Sound  1962年に、ディズニーの録音ディレクターTutti Camarataによって設立された録音スタジオ。ディズニー作品、ジェイムス・テイラーのほか、レッド・ツェッペリン、ジャニス・ジョプリン、エルトン・ジョン、ドアーズ、プリンス、ヴァン・ヘイレン等数多くの伝説的録音が行われてきた。6650 Sunset Blvd, Los Angeles.

ジェイムス・テイラーのWarner Bros.時代の音源リマスターにあたり公開されたピーター・アッシャーのインタビュー#2。『Sweet Baby James』のメイキング秘話が語られている。(Rhinoより, 2019)

●1970年秋ジェイムス・テイラーのツアー

キャロルがバックバンドに加わり、James Taylor (vo, g), Danny Kortchmar (g), Leland Sklar (b), Russ Kunkel (dr), Carole King (p, vo) のメンバーで、1970/10/22 Berkeley Community Theater, CA、11/7 Dillon Gym Princeton, NJ. 11/22 Berkeley, CA. 11/24-29 Troubadour W Hollywood, CA他でライブを行っている。

1970年秋に英・BBCで収録されたジェイムス・テイラーのワンマン弾き語りライブ。

 

【第2部 第11章 初めてのリード・ボーカル(自伝p233)】

※自伝内に登場する、母校Queens Universityでキャロルがジェイムスから初のリード・ボーカルを無茶ぶりされたというエピソードは、1970年春〜夏頃の公演であろうと、わたしは推測しています(1970年5月23日のカリフォルニア州Berkeley Community Theater公演で、キャロルのボーカルで「Up on the Roof」が歌われた、という記載がJames Taylor Onlineにあるため)。そして「Fire and Rain」の大ヒット(8月には全米3位)とともにジェイムスの人気がヒートアップすると、キャロルの歌コーナーにブーイングする女性ファンも出てきたそうです(Weller, Sheila. Girls Like Us . Simon & Schuster, Inc.より)。

ジェイムス・テイラーのWarner Bros.時代の音源リマスターにあたり公開されたピーター・アッシャーのインタビュー#3。当時のジェイムス人気を語るピーター・アッシャー。(Rhinoより, 2019)

●「アップ・オン・ザ・ルーフ / Up on the Roof」

キャロルのファースト・アルバム『Writer』(1970) に収録した「Up on the Roof」のレコーディングに、アコースティック・ギターで参加したジェイムス・テイラーは、1970年頃の自身のツアーでも同曲を頻繁にカバー。しかし実際にジェイムスが「Up on the Roof」を自身のボーカルでレコーディングしたのはそれから9年後のことだった。1979年、ジェイムスのアルバム『Flag』に収録され、シングルは全米28位を記録。ジェイムスがその頃(1978年)テレビ番組『Sesame Street』で演奏した「Up on the Roof」の映像がこちら。

James Taylorより

下は1971年4月、キャロル自身による英BBCでのライブ演奏。

 From Carole's Facebook

キャロルとジェイムスの共演による「Up on the Roof」はその後、『The Carnegie Hall Concert : June 18, 1971』(1971)、『Live at the Troubadour』(2010) にも収録、また慈善コンサート「Boston Strong」(2013/5/13開催) などのイベントでも実現している。

【第2部 第12章 録音スタジオ(自伝p239)】

●キャロル・キング『つづれおり / Tapestry』 (1971/2/10発売, 1971/1 録音, 全米15週1位・世界で2500万枚売上, Ode Records)

ミュージシャン:Carole King (piano, kb, vo), Danny "Kootch" Kortchmar (g, conga, backing vo), Charles "Charlie" Larkey (b), Russ Kunkel (dr), Joel O'Brien (dr), Ralph Schuckett (electric piano), James Taylor (guitar, backing vo), Joni Mitchell (backing vo),  Merry Clayton (backing vo), Julia Tillman (backing vo), David Campbell (cello, viola), Perry Steinberg (b, violin, tenor sax); string quartet - Curtis Amy (flute, sax), Terry King (cello, tenor sax), Barry Socher (violin, tenor sax, viola)  and Charlie Larkey.

プロデュース:ルー・アドラー(Lou Adler), マスタリング:Vic Anesini, エンジニア:ハンク・シカロ(Hank Cicalo), ジャケット写真:Jim McCrary, A&Mスタジオにてレコーディング。

「制作に3週間、制作費2万2000ドル」(ルー・アドラー談、The Making of Carole King's "Tapestry" Album, Carole King: Natural Woman, 2016, PBSより)

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収録曲:「アイ・フィール・ジ・アース・ムーヴ / I Feel the Earth Move」(1stシングル全米1位・Carole King), 「ソー・ファー・アウェイ / So Far Away」(2ndシングル全米14位・Carole King), 「イッツ・トゥー・レイト / It's Too Late」(1stシングル全米1位・Carole King & Toni Stern), 「ホーム・アゲイン / Home Again」(Carole King), 「ビューティフル / Beautiful」(Carole King), 「ウェイ・オーヴァー・ヨンダー / Way Over Yonder」(Carole King), 「君の友だち / You've Got a Friend」(Carole King), 「地の果てまでも / Where You Lead」(Carole King & Toni Stern), 「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー / Will You Love Me Tomorrow?」(Goffin & King, 「スマックウォーター・ジャック / Smackwater Jack(2ndシングル全米14位・Goffin & King)」, 「つづれおり / Tapestry」(Carole King), 「ナチュラル・ウーマン / (You Make Me Feel Like) a Natural Woman」(Goffin & King and Jerry Wexler)

●ルー・アドラー(Lou Adler, 右)とハンク・シカロ(Hank Cicalo, 左)、 A&Mスタジオにて『Tapestry』レコーディング中 - Carole King Facebookより

 

●A&M スタジオのあった場所 1416 North La Brea Ave. Los Angeles(元々は1917年にチャーリー・チャップリンが設立したCharlie Chaplin Studiosであり、A&M転出後は『セサミ・ストリート』で知られるマペットの生みの親ジム・ベンソンのJim Henson Studiosとして使われている)。サンセット・サウンドは6650 Sunset Blvd, Los Angeles。※自伝240ページ5行目「サンセット・サウンド」は、原書どおり(Sunset Sound)の訳ですが、ジェイムス・テイラーLP『マッド・スライド・スリム』には「Crystal Recording Studios, Hollywood」とクレジット表記され、ピーター・アッシャーもRHINOインタビュー#4で「Crystal Studios on Vine Street」と語っています。真相は不明。

●スタジオB

現在はJim Henson Studiosの中にあり、スタジオAやスタジオC同様レコーディングに使用されている。

●『Tapestry』レコーディング風景 Carole King Facebookより

 ●ジェイムス・テイラー『マッド・スライド・スリム / Mud Slide Slim and the Blue Horizon』(1971/3/16発売、1971/1/3 - 2/28録音, 全米2位, Warner Bros.)

ミュージシャン:James Taylor (vo, g, piano), Danny Kortchmar (g, conga), Carole King (piano),  Leland Sklar (b), Russ Kunkel (dr, percussions), Joni Mitchell (backing vo on "Love Has Brought Me Around", "You've Got a Friend" , "Long Ago and Far Away"), Kate Taylor – backing vo on "Let Me Ride" , "Highway Song"), Andrew Love (tenor sax), Wayne Jackson (trumpet),  John Hartford (banjo on "Riding on a Railroad"), Kevin Kelly (accordion on "Places in My Past", piano on "Let Me Ride), Richard Greene – fiddle on "Riding on a Railroad"), The Memphis Horns on "Love Has Brought Me Around","Let Me Ride", Peter Asher (tambourine on "Love Has Brought Me Around", backing vo on "Machine Gun Kelly", "Highway Song")

プロデュース:ピーター・アッシャー(Peter Asher), エンジニア:リチャード・オーショフ (Richard Orshoff)

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ジェイムス・テイラーのWarner Bros.時代の音源リマスターにあたり公開されたピーター・アッシャーのインタビュー#4。『Mud Slide Slim and the Blue Horizon』制作秘話、キャロルの「You've Got a Friend」エピソードなど。(Rhinoより, 2019)

●ジョニ・ミッチェル / Joni Mitchell 『ブルー / Blue』(1971/6/22発売, 1971 録音, 全米15位, Reprise)

ミュージシャン:Joni Mitchell (vo, g, piano, appalachian dulcimer), Russ Kunkel (dr. on "California", "Carey", "A Case of You"),  Stephen Stills (b, g. on "Carey"), James Taylor (g. on "California", "All I Want", "A Case of You"), Sneaky Pete Kleinow (pedal steel guitar on "California", "This Flight Tonight")

エンジニア:Henry Lewy, A&M Studioにてレコーディング。

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 Carole King Facebookより

●ウィスキー・ア・ゴーゴー / Whisky a Go Go8901 Sunset Blvd.)

1964年にサンセット・ストリップ(Sunset Blvd.のウエスト・ハリウッドあたり2.6キロ) にオープンしたナイトクラブで、当時ゴーゴー・ダンスを流行させたアメリカ初のディスコと言われる。生演奏もあり、Doors, The Byrds, Buffalo Springfield, Frank Zappa等が当時の常連プレイヤーだった。創設者のひとりElmer Valentineはその後、キャロルのプロデューサーであるルー・アドラーらと共にサンセット・ストリップ沿いにRoxy Theater (1966年, 9009 Sunset Blvd.) 、Rainbow Bar & Grill (1972年, 9015 Sunset Blvd.) をオープンさせ、サンセット・ストリップの隆盛に一役買っている。ルー・アドラーは1964年にJohnny Riversのライブ盤『At the Whisky A Go Go』をプロデュースして大成功を収めていた。

 

●The Making of Carole King's "Tapestry" Album, Carole King: Natural Woman (2016, PBS) トレーラー

 

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