Bio + discography
松田ようこ Yoko Matsuda
翻訳家、ウクレレ奏者、シンガー&ソングライター。
1960年11月5日生まれ。洋楽をこよなく愛し、1980 年代後半より音楽ライター、翻訳家として活動。近年の訳書には「キャロル・キング自伝」「ザ・ビートルズ史《誕生》」等がある。また、幼少期からのエレクトーン、ウクレレ、ギター演奏経験を生かし、2000 年代中盤からウクレレ講師、ウクレレ奏者として活動。女性デュオの「Swapmeet Girls」として第3回ジ・ウクレレ・コンテストのファイナリストに選出、2012年からはウクレレ&スラックキーギター奏者・おもたにせいじ氏と「OMO YOKO(おもようこ)」を結成し、コンピレーション CD に複数参加。平行してソロの弾き語り活動も行い、オリジナル曲「風のとおりみち」は各地で好評を博す。2018 年6月28日には初のソロ CD『風のとおりみち』発売。ソロ活動に限らず、他アーティストとのコラボも精力的に行ない、2023年からはシンガー・ソングライターのレレエモア ミイさんとLele et Moi & Yokoとしても活動。
渋谷のトイズミュージックスクールでウクレレ講師を務め、トイズ生徒有志で結成されるウクレレアンサンブル集団「トイズウクレレ楽団」の副団長としても活動。生徒たちと一緒に、ソロプレイからアンサンブルまでウクレレ演奏の楽しさを体現している。
●YouTube "Yoko Ukulele Channel"
●Recent Works (CDs, Books)
BOOK 『マル・エヴァンズ もうひとつのビートルズ伝説』(2024)
著/ケネス・ウォマック 訳/松田ようこ
ビートルズのロード・マネージャーだったマル・エヴァンズ。実際にはそれ以上の貢献で活動初期から解散後までメンバーを支えた。ビートルズの映画や写真にたびたび登場する黒ぶちメガネの巨体はファンにもおなじみだ。しかし40歳での突然の死により、執筆中だった回顧録はお蔵入りとなっていた。その原稿や日記、遺品を託されたビートルズ研究家で作家の著者が、関係者への取材も経て待望の評伝を完成。マルの視点からのビートルズの歴史、長く知られていなかった彼の裏方としての人生が、101点もの写真と共によみがえる。
コンピCD 『ALOHA! -LIFE WITH MUSIC- Best of OMO-SAN』(2022)
本場ハワイを感じさせるアレンジと、稀有なプロデュースワークで “良質な音楽シーン” で活躍し続けてきた、国内屈指のウクレレ、 スラックキー・ギター奏者、 プロデューサー、おもたにせいじのベストアルバム。おもたにせいじが参加するユニット、IMEHA、E KOMO MAI、OMO YOKOをはじめ、自身のソロ作品や、Lisa Halim、我那覇美奈ら女性ボーカルを迎えた作品など、様々なレーベルに渡ってリリースされた作品を1枚に集結。さらに、新たにスタジオライブレコーディングしたビートルズのカバー 「Help!」(OMO YOKO)と「Don‘t Let Me Down」(Image Of Hawaii) 2曲を収録した。ジャケットは本人によるイラスト。トイズオフィス
BOOK 『ザ・ビートルズ A to Z アルファベットでたどる音楽世界』(2021)
著/ピーター・アッシャー 訳/松田ようこ
ピーター&ゴードンのメンバーとして、「愛なき世界」などのヒットを飛ばし、その後はプロデューサーとしてジェイムス・テイラーやリンダ・ロンシュタットなどを手掛けた筆者が、「A to Z」の形でビートルズやメンバーの楽曲について書いた一冊。1960年代を回想しながら、間近で自分の目で見てきたビートルズのエピソードや、プロデューサーとしての視点で彼らの音楽の分析が綴られた、これまでのビートルズ本にはなかった“ビートルズ音楽事典"。2021年刊(日本語版)。
【概要】妹がポール・マッカートニーと付き合い始め、あるときから自分の家にポールが同居するようになった。家の中ではビートルズの曲が次々と作曲され、自分のデュオ、ピーター&ゴードンはポールからもらった曲で、全米1位の世界的ヒットを記録。ポールの良き相談相手となった彼は、ビートルズのアップル・レコードのA&R責任者として新人を発掘し、かの有名なジェイムス・テイラーを育て上げた。ビートルズ解散後はアメリカへ渡り、ジェイムスだけでなく、リンダ・ロンシュタットなど数々のアーティストをプロデュースし、世界的ヒットに導いた。今やグラミー受賞プロデューサーで、大英帝国勲章も授かったピーター・アッシャー氏が明かすビートルズとの数々のエピソードと、プロの目線でオタク的なほどに追求したビートルズ・サウンドの解説。たまには楽しいエロトークも飛び出す、彼の英国紳士な人柄をこの1冊で堪能ください! 本書に登場する曲は、YouTube「ザ・ビートルズ A to Z プレイリスト」でほとんど視聴できますのでぜひご参考に。
オリジナルCD『風のとおりみち』(2018)
収録曲……1. 風のとおりみち 2. Sun Drops 3. Autumn Song 4. 星空の下〜Under the Stars 5. California Dreamin' featuring OMO YOKO 6.Can I Feel the Wind
参加ミュージシャン……松田ようこ(vo, ukulele、chorus)、おもたにせいじ(ukulele, guitar、mandolin, chorus)、金武 功(percussion)、関 雅夫(bass-1,4)、川上智弘(bass-2,3)、中山よしお(bass-5,6)、松尾一彦(harmonica-2)、デイジー☆どぶゆき(vo-4)、田ノ岡三郎(accordion-4)、松本ノボル(ukulele-6)、劉哲志(chorus-1)、ふくしまえみ(chorus-1,3)。
YUKC-001 (Y-Uke Records/オフィス・エア)
・風のとおりみち PV https://youtu.be/CHMO4NORA58
・Sun Drops PV https://youtu.be/PQMMmvdLQGU
コンピCD『リラクシング・ハワイアン・イン・リラックマ・カフェ』(2020)
「タワーレコード」と「リラックマ」のコラボキャンペーン「Rilakkuma × TOWER RECORDS キャンペーン2020」、人気J-POPソングをリラックス・ハワイアン・カバーした涼しげなコンピレーション。中島みゆきさんの「糸」を、OMO YOKO(ukulele x 2)、Keiko(vo)、松本ノボル(Slack Key Guitar)のコラボでカバーしています。
BOOK ムーンウォーク: マイケル・ジャクソン自伝(新版2019)
著/マイケル・ジャクソン 訳/田中康夫
マイケル・ジャクソン没後10周年を機に、注目が集まっている書籍。マイケルが生前残した唯一の自伝に、モータウン創始者ベリー・ゴーディーによる序文と、担当編集者シャイー・アーハートによる当時の貴重な記録を付したあとがきを追記した完全版。序文・あとがきのみ松田ようこ訳。(2009年刊)
コンピCD『KIWAYA 100th Anniversary Music Box 2019』(2019)
国内ウクレレ・メーカーの老舗、キワヤ商会の創立100周年を祝して制作されたコンビレーションCD。OMO YOKOは、ウクレレ2本インストゥルメンタルでザ・ビートルズの「レット・イット・ビー」をカバー。冒頭の100th オールスターズによる「愛は勝つ」にも参加しています。
BOOK ザ・ビートルズ史〈誕生〉 上・下巻(2016)
著/マーク・ルイソン 訳/山川真理・吉野由樹・松田ようこ
ビートルズ研究の第一人者、マーク・ルイソンが全人生をかけて執筆する“完全版”ビートルズ伝記の第1弾。ビートルズの祖先から始まり、4人の誕生、ビートルズ結成、メジャーデビューして本国イギリスで人気を博す1962年12月までを詳述している(上巻は1845年〜1960年12月31日まで、下巻は1961年1月1日〜1962年12月31日まで)。今後数年かけて、1966年までを網羅した第2弾、解散までを綴る第3弾が刊行される予定。ザ・ビートルズのすべてがここに。2016年刊(日本語版)。
BOOK キャロル・キング (KAWADE夢ムック 文藝別冊)(2017)
キャロル・キングを知るための1冊。生い立ち、ディスコグラフィーなどのほか、五輪真弓、伊藤銀次、落合恵子のインタビュー掲載。2017年刊。
コンピCD『HAWAIIAN WEDDING SONGS -For Your Special Day-』(2016)
OMO YOKOが、ウクレレ2本インストゥルメンタルで中島み
・PV http://youtu.be/
コンピCD『Aloha Breeze』オレンジ&青盤 (2015)
ハワイのアコースティックな風を感じるコンピレーション・シリーズ「アロハ・ブリーズ」からの2部作。
ユーミンの曲をカバーした『Aloha Breeze〜Afternoon Oceanview〜』(左のオレンジ盤)とオフコースの曲をカバーした『Aloha Breeze〜Hawaiian Love Story〜』(右の青盤)。
OMO YOKOはユーミンの「ベルベット・イースター」(オレンジ盤収録)とオフコースの「Yes No」(青盤収録)を、ウクレレ&スラックキー・ギターでインスト・カバーしています。
・CD
オレンジ盤 Aloha Breeze~Afternoon Oceanview~
青盤 Aloha Breeze~Hawaiian Love Story~
BOOK キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン(2013)
著/キャロル・キング 訳/松田ようこ
「君のともだち」「ロコモーション」「チェインズ」など数多くのヒット曲を作曲し、アメリカを代表するシンガー・ソングライターとなったキャロル・キングが10年の歳月をかけて執筆した自伝。2013年刊(日本語版)。この自伝をさらに深読みし、キャロルの音楽人生と米ポップス史を極めたい方には「キャロル自伝深読み Pop-Up 🗯」をどうぞ。
コンピCD『More Ukulele Crazy』(2006)
ようこガール&はつえガール(初代メンバー)によるウクレレ&ボーカル・デュオ、Swapmeet Girlsがリンダ・ロンシュタットの「ヒートウェーブ」をカバー。