自由が丘アイランズカフェでライブを終えて。
同店のマスターが秘蔵する名器のひとつ、2016年に創立100年を迎えたハワイのウクレレ老舗メーカーKAMAKAの、KAMAKA本社にさえ残っていないという100年前のビンテージ・ウクレレを触らせていただきました。
Koa材の素朴で奥深い音色には100年の歴史の重みと、職人Sam Kamaka Sr.氏の温もりと、ウクレレという小さな楽器のどこか力の抜けた”気軽さ”が宿っています。
コンサートサイズと表記されているけれど現代ならソプラノが妥当と思われる12フレット。フレットにマーカーがない代わりに、5フレットと7フレットにはローマ数字の「V」「Ⅶ」が手彫りされていて、元所要者の人柄が伝わってくるような、そんな素敵な1台。
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