台湾ツアー、たくさんの思い出とたくさんの感謝の気持ちを胸に、帰国しました。
今回の台湾行きは、5/3に開催された "15th Taiwan International Ukulele Festival” と、5/5-5/6に開催された ”G. J. Lee & OMO YOKO 台日交流音楽会” への出演が主な目的。フェスティバルへは、OMO YOKOとしてだけでなくトイズウクレレ楽団としてもステージに立ちました。
前者のフェスティバルは、台湾や上海でウクレレ教育を推し進めるDavid Chen & Sisi Chenのおふたりが長きにわたり続けてきた台湾ウクレレ界のビッグ・イベントで、日本からもRIOやFulare Padらがゲスト出演。翌日併催されたコンテストは若きウクレレ・プレイヤーの登竜門でもあり、弾き手のテクニックがどんどん磨かれている近年のウクレレ界において、若い子たちが次々と凄腕パフォーマンスを修得していく様子は脅威でもあります。そんなフェスの翌日、私たちのホテルまで会いに来てくれたDavid & Sisiには、心より感謝。おふたりと色々な話しをして情報交換ができて、とても実りがありました。次の年に向けて、ゆっくり休んでくださいね。
後者のコンサートは、台湾各地や香港でウクレレを指導するG. J. Leeがセッティングしてくれたもので、宇都宮のウクレレ&スラックキー・フェスで私たちOMO YOKOのステージを観て気に入ってくれたG. J.が、奥さんや仲間たちと奮闘して準備をし、2公演とも満員にしてくれたのです。本当に、彼らへは感謝しかありません。
G. J. 自身も卓越したウクレレ奏者で、音色ひとつひとつへのこだわりをもとに、心温まる美しいウクレレ・サウンドを聴かせるプレイヤー。ステージでは、彼の優しい音色を堪能しました。そして彼が育てる若手たちもまたすごくて、今回のコンサートでは若手のAaronとJimが前座をつとめてくれました。8歳のAaronはトークも上手でウクレレをもった小さなエンターテイナー、13歳のJimは前日のコンテスト勝者のひとりで、4弦のストラミングから美しいメロディをはじき出し、大人顔負けの粋な選曲(Eric ClaptonやRadioheadなど!)で私のハートをわし掴み(笑)。
私たちOMO YOKOは、ベースによしおを迎えて、タイトなアンサンブルを演奏しました! 私のオリジナル「風のとおりみち」は少しでも思いが伝わればと、英語歌詞にアレンジしてみました。最後はアンコールもいただけて、会場全員オールスタンディングで歌うこともできて、本当に楽しかった。
【Setlist (1日目)】
Drive My Car
California Dreamin'
Let It Be
風のとおりみち(Can I Feel the Wind)
Mr. Sandman
Day Tripper
Blackbird
Guava Jam
Love the One You're With
Help
Stand By Me
【Setlist (2日目)】
One After 909
California Dreamin’
Blackbird
Ticket to Ride
風のとおりみち (Can I Feel the Wind)
Mr. Sandman
Hawaiian Wedding Song
Guava Jam
Love the One You’re With
Help
Stand By Me
この2日間のために奮闘し、私たちとメッセンジャーでやりとりしながら会場や日程や宿を決めて、体調を崩した時期もあったというのに素晴らしい2日間コンサートを作り上げてくれたG. J. Leeに、そして奥さんのJimiに、最大の「ありがとう」を贈ります。ビーフ・ヌードルも生ライムジュースも最高に美味しかった!
また、一緒にアテンドしてくれたMimiさん、香港Ukulele StoreのEmily & Sophia、Aaron とJimとふたりの家族、G. J. の生徒さんたち、コンサートに足を運んでくれたみなさん、本当にありがとう。
また会いましょう!