デイジー☆どぶゆきくんと一緒に「音楽ルーツをたどる旅」ライブをやることになったきっかけのひとつは、『Folkways : A Vision Shared』というコンピレーションCD(1988年発売・写真)に話題が及んだことでした。これはウディ・ガスリーやレッドベリーといったアメリカン・フォークのレジェンドが歌ってきた曲をスプリングスティーンやディランら次世代ベテランがカバーした音源の編集盤で、わたしは発売当時音楽雑誌のライターをやっていたのでこのCDは好きで聴いていたけれど、まさか自分より若い世代の人からこんなディープでコアなCDの話題が出るとは思わず、びっくりしたものでした。
そのアルバム収録曲のひとつが、エミルー・ハリスの歌う「Hobo's Lullaby」。今回のライブのラスト・ナンバーです。
ウディ・ガスリーがよく歌っていたフォークソングで、アメリカの不況時代に無賃乗車した列車に揺られて仕事を求めるさすらいの労働者を歌った曲。数多くの歌手によって歌い継がれ、わたしはエミルーやジョーン・バエズら女性のバージョンが好きです。
そして、この曲をきっかけに、ふたりのライブの方向性が見えてきた……と記憶しています。
ちなみに、このようなアメリカン・フォークは “鉄道ソング“ としても括られ、1950年代にはビートルズらイギリスの若者たちに多大な影響を与えているので、そのあたりについては、ピーター・アッシャー著『ザ・ビートルズ A to Z アルファベットでたどる音楽世界』(https://amzn.asia/d/e4Q91Vh )p166をぜひご一読くださいませ(松田ようこ訳・笑)
今回のライブはトーク多めにして、曲解説や個人的エピソードをふんだんに盛り込みましたが、「Hobo's Lullaby」については語らずじまいでした〜。ようこ&どぶ「音楽ルーツをたどる旅」シリーズのルーツとなるこの曲、今いちど噛みしめていただければうれしいです!




本番前に抗原検査=陰性!



